京都の夏の風物詩、祇園祭が今年も7月1日から31日まで開催されます。
約1ヶ月間もの間、開催されているのは、案外知られていません。
注目される「山鉾巡行」だけでなく、1ヶ月の間に色々なお祭りがあるのです。
日本三大祭りとして知られるその魅力を、
開催日程・見どころ・体験プラン・宿泊・浴衣レンタルなど、
初心者にもわかりやすく徹底解説します🎐
① 祇園祭とは?千年の歴史と夏の京都
祇園祭とは?千年の歴史をもつ、夏の京都に欠かせないお祭りです。
- 平安時代(869年)の疫病鎮魂「御霊会」に起源を持つ伝統の祭典 です。
- 日本三大祭り(祇園・天神・神田)、ユネスコ無形文化遺産にも登録 されています。
- 7月1日〜31日、1か月間にわたって町中が祀り気分一色になります
② 山鉾巡行(日程と見どころ)

祇園祭(1ヶ月間)の中で特に有名なのが、下記のお祭りです。
- 前祭(さきまつり):7月17日(23基)
- 四条烏丸〜河原町〜御池で「辻回し」の迫力ある方向転換が見もの
- 後祭(あとまつり):7月24日(11基)
- 静かで落ち着いた雰囲気。先頭の「橋弁慶山」や大船鉾にも注目
- 宵山:前祭は7/14〜16、後祭は7/21〜23の夜に開催。提灯の灯りが幻想的 です。
*山鉾巡行の前祭りは、人気なので、大勢の人でいっぱいになります。
人が多いのは、疲れる・・と感じている方は、前祭りより
落ち着いた後祭りや宵山の夜が比較的狙い目です。
私も数年前、後祭りに行ったことがありますが、ゆったりと楽しめました!
③ 浴衣レンタルで映える京都旅!
せっかくの祇園祭なら、着物を着て歩きたいですね。
京都には色々なレンタル着物のお店があるので、是非、調べてみてください!
*下記は参考までに。
- “和凛”の浴衣+髪セット込み3,900円〜
- “梨花和服”は22時まで営業、カップル・学割プランあり
- “京あるき”ではスタンダード3,300円〜、メンズプランも完備
- 目立つのは“ぎをん錦”の半額キャンペーン!
④ 屋台・提灯の夕涼み体験
祇園祭の楽しみ方は、山鉾巡行を観るだけではありません。
せっかくの京都。屋台や鴨川へりの夕涼体験もオススメです。
- 新町通・四条通など宵山では多数の屋台、金魚すくいやスイーツも人気
- 提灯が並ぶ夜間の風情は、写真映えとインスタ向けにぴったり 🎴
⑤ 宿泊はどうする?おすすめエリア&ホテル
外国人観光客の急激な増加により、宿泊費が高騰しているのは、困ったことですね。
ただ、探せばまだ穴場のエリアもありそうなので、参考になれば・・。
- 祇園四条・京都駅・河原町エリアのホテルが便利で混雑回避にも◎
- 高級旅館〜手頃なビジネスホテルまで選択肢多彩。地元町家宿もおすすめ
- 有料観覧席付き宿泊パック(約25,000円〜)は「辻回し」最前列が確約
⑥ 安全に楽しむためのポイント
盆地の京都の夏は、本当に暑い!
熱中症対策も万全にして安全に楽しみましょう!
<安全に楽しむ為のポイント>
- 混雑・熱中症対策:水分補給・日傘・帽子を忘れず
- 宵山では歩行者天国+屋台通行注意
- 浴衣は足元に注意、転倒防止の草履選びを!
⑦より楽しむには。
<前日まで>
とにかく情報収集が決め手。
交通手段や宿、山鉾巡行のルートなど、せっかくの祇園祭を楽しむ為に
情報収集は怠らないようにしましょう。
移動手段もバスは混雑が激しくて乗れないこともあるとか。
また、祇園祭期間は、交通規制もされるので、タクシーも利用しづらいかも。
歩きで移動することも視野にいれてプランを練りましょう。
*情報収集のお役にたてるよう、追加の記事も書いていきますので、是非ご活用ください!
<当日>
撮った写真などをSNSで発信するのもオススメ。
投稿をリアルタイムに楽しめるXは、反応も感じられ、お得な情報も得られるかも・・。
⑧ まとめ
京都の夏のお祭りと言えば「祇園祭」と言われるほど有名なお祭りですが
7月の約1ヶ月間もの間、開催されているのは、知られていません。
期間が長いということは、混雑を避けて、ゆったり楽しめるプランも可能とういうこと。
自分にあったプランを練って、楽しく、祇園祭を楽しめるといいですね。