比例候補不足で自民の13議席が他党へ|比例代表の仕組みと「民意」の行方をわかりやすく解説

1:自民の「比例候補不足」で何が起きたのか

2026年2月の衆議院選挙では、自民党が比例代表で大量の票を集め、本来なら約80議席を獲得できる得票でした。

しかし、比例名簿に載せていた候補者数が足りず、実際に当選できたのは67人で止まり
残り13議席分はルールに従って他党に回される結果となりました。

この「比例候補不足」は、自民が小選挙区で大勝したことも背景にあり、
重複立候補者が次々と小選挙区で当選したことで、比例側の“受け皿”が空になってしまったことが指摘されています。

2:比例代表の「ドント式」と議席の決まり方

衆院の比例代表では、政党ごとの得票数を1、2、3…と割り算していき、
その商が大きい順にブロックの定数いっぱいまで議席を配分する「ドント式」が採用
されています。

各党の比例名簿には、あらかじめ候補者がリストアップされており、
配分された議席数の範囲で名簿の上位から順番に当選者が決まる仕組みです。

もし、配分された議席数が名簿の候補者数を上回ると、その党はそれ以上当選者を出せないため、
余った議席は計算上の次点政党へ回されることになります。

3:「自民に入れた票の民意」はどこへ行ったのか

自民党に比例票を投じた人の票は、きちんと集計され、
その結果として「本来は80議席」という数字が弾き出されていますが、自民の名簿が不足していたため、議席に変換されなかった分が13議席でした。

この13議席は、制度上「空席」にすることはできないため、
ドント式での次点にあたる他党へ配分されており、これは法律で定められた処理フローです。

つまり、「自民票が勝手に他党の票になった」というより、
「自民が候補者を十分に用意していなかったことで、
自民支持者の『取りうるはずだった議席』を他党に譲る形になった」と理解するのが実態に近いでしょう。

4:自民支持者の票が他党に回った具体的な影響は

自民の比例候補不足で13議席が他党に流れたことで、国会の勢力図がちょっと変わってしまいました

自民の発言力が少し弱まって、他党の存在感が増す形になりそうです。

主な影響をまとめると

  • 議席配分の変化: 本来自民なら80議席取れたはずが67議席止まり。
            13議席分、他党が議席を得たことで政策交渉がしやすくなります
  • 支持者のモヤモヤ: 「自民に投票したのに自民議員が増えなかった…」って感じてしまうのも無理  はありません。モヤモヤしますね。
    票はちゃんとカウントされていますが、議席に変えきれなかったのが残念ポイントです。
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  • 今後の見直し: 自民は次回から名簿を厚めに準備したくなるはず。
            になりそうです。