🏃♂️第102回箱根駅伝(2026年1月2日〜3日開催)へ向けて、予選会の結果が発表されました。
激戦の末、10校が本戦への切符を手にし、今年も波乱の展開に!
この記事では、
出場校一覧・通過ライン・注目ランナー・大会の見どころを速報でお届けします。
各校のレース戦略や注目選手の記録など、箱根ファン必見の内容です。
※データは大会速報・大学陸上競技連盟の公式発表をもとに随時更新中。
箱根駅伝2026予選会 概要と大会ルール
第102回箱根駅伝(2026年1月2日〜3日開催)に向けた予選会は、
2025年10月18日(土)に東京都立川市の陸上自衛隊立川駐屯地および昭和記念公園周回コース
で実施されました。
早朝9時30分の号砲とともに、関東の大学を中心とした全42校・約450名の選手が出場し、
箱根路を目指した激しい争いが繰り広げられました。
開催日・会場・参加校
例年通り、立川駐屯地の滑走路をスタート地点とし、
公園内のアップダウンを含む20kmのロードレース形式で実施。
参加大学は関東学連加盟校を中心に、前回大会でシード権を逃したチームおよび新規参戦校を含む
42大学がエントリーしました。
予選会の通過条件と採点方式
予選会では、各校が10名の選手を出走させ、そのうち上位10人の合計タイムで順位を決定。
上位10校が2025年1月の箱根駅伝本戦への出場権を獲得します。
チーム全体の総合力が問われる形式のため、1人のエースよりも層の厚さが勝敗を分ける大会となっています
2026年大会からの変更点
今年は、気象条件と安全面を考慮し、例年よりスタート時間を30分早めて実施。
また、GPS計測によるリアルタイム通過データが一般公開され、スマートフォンやSNSでも順位の推移をリアルタイムで確認できるようになりました。
沿道応援が制限されていた時期を経て、今回は観戦エリアの再開放もあり、多くのファンが現地で声援を送りました。
まさに「秋の箱根決戦」とも呼ばれる予選会。
20kmという過酷な距離の中で、各校が持てる力を出し切り、2025年本戦への切符を懸けた熱いレースが展開されました。
予選会結果速報|通過校一覧とチーム順位
10月12日に行われた第102回箱根駅伝予選会では、秋晴れの立川の空の下、各大学が本戦出場をかけた激戦を繰り広げました。
その結果、上位10校が2026年1月の箱根駅伝本戦への出場権を獲得。
例年以上にハイレベルな争いとなり、わずか数秒差で涙を飲む大学もありました。
予選会結果速報|通過校一覧とチーム順位
第102回箱根駅伝予選会は、上位10校が本戦出場権を獲得(関東学生連合は別枠)。
チーム順位は各校の上位10名合計タイムで決定されています。
順位 | 大学名 | 総合タイム(上位10名合計) |
---|---|---|
1位 | 中央学院大学 | 10時間32分23秒 |
2位 | 順天堂大学 | 10時間32分35秒 |
3位 | 山梨学院大学 | 10時間32分44秒 |
4位 | 日本大学 | 10時間32分57秒 |
5位 | 東海大学 | 10時間34分07秒 |
6位 | 東京農業大学 | 10時間34分59秒 |
7位 | 神奈川大学 | 10時間36分07秒 |
8位 | 大東文化大学 | 10時間36分12秒 |
9位 | 日本体育大学 | 10時間36分14秒 |
10位 | 立教大学 | 10時間36分56秒 |
11位 | 法政大学 | 10時間37分13秒 |
12位 | 明治大学 | 10時間38分54秒 |
13位 | 専修大学 | 10時間39分06秒 |
※出典:箱根駅伝 番組公式「予選会 総合成績」。公式確定値に基づき掲載しています。
通過ラインとボーダー争い
11位の法政大学と10位の立教大学の差はわずか17秒。
終盤の集団走からのスパート勝負が明暗を分けました。
今年は例年よりも気温が高く、後半に失速する選手が続出する厳しいレース展開でした。
惜しくも届かなかった注目校
明治大学、法政大学、専修大学などがボーダー付近で惜しくも敗退。
一方、日本薬科大学や駿河台大学など新興勢力が健闘を見せ、来年以降への期待が高まります
注目ランナー&個人成績(上位)
個人成績は関東学連が公式PDFで公開。
ここでは上位5名を抜粋し、氏名・所属・記録を掲載します(残り6〜10位は公式PDFを参照)。
順位 | 氏名 | 所属 | 記録(ハーフ) |
---|---|---|---|
1 | BRIAN Kipyegon(ブライアン・キプイェゴン) | 山梨学院大学 | 1時間00分16秒 |
2 | HADZAK Kipkemei(ハザク・キプケメイ) | 日本大学 | 1時間00分21秒 |
3 | JOSEPH Mungai(ジョセフ・ムンガイ) | 平成国際大学 | 1時間00分52秒 |
4 | RAPHAEL Longisa(ラファエル・ロンギサ) | 拓殖大学 | 1時間00分58秒 |
5 | KAMAU Patrick(カマウ・パトリック) | 上武大学 | 1時間01分10秒 |
▼ 個人成績の6〜10位・大学別全選手の公式タイムは、関東学連のPDFに掲載:
第102回予選会 個人成績(関東学連・公式PDF)
(補足)個人上位は留学生(留学生区分)を中心に高速タイムが並び、各校のスコアメイクにも大きく影響。
チーム戦では「上位10名の合計」で競うため、留学生の先着だけでなく、中位層の層の厚さが通過のカギとなりました。
本戦への展望|注目校と優勝候補を予想
10月18日の予選会を経て、
ついに第102回箱根駅伝(2026年1月2日・3日)の出場全21チームが出揃いました。
来年の本戦は「戦国駅伝」とも呼ばれるほど、
どの大学にも優勝・上位進出のチャンスがある混戦模様です。
前回覇者:青山学院大学|世代交代を経て再び頂点を狙う
前回大会で優勝をした青学は、4年生主体から若手中心のチームに刷新。
駅伝戦略に長けた原晋監督の采配力は健在で、往路の安定感と復路の粘りで“総合力勝負”に強い。
出雲駅伝での成績が今一歩なのが気になるところです。
國學院國學院大学|復活からの頂点へ挑む“黄金世代”
出雲駅伝の覇者、國學院大学。スピードランナー軍団が揃っています。
特に青木 瑠郁選手、山本 歩夢選手を中心に上位区間での展開が予想されます。
2025年好調のチームとして全体的にバランスが取れた戦力を兼ね備えた存在です。
ダークホース:早稲田大学
早稲田大は出雲駅伝でトップ争いを演じ、2位になるなど、前半区間のスピードが大きな武器。
序盤に流れを作れるかがポイントです。
シード争いは大混戦|中堅校の健闘にも注目
今年はシード権(上位10校)争いも過熱。
國學院大學・早稲田大・創価大学:駒澤大学など、出雲駅伝で上位入賞して安定感を見せたチームが本戦でも波乱を起こす可能性があります。
また、予選会を突破した中央学院大・山梨学院大・立教大など新勢力が、
どこまで上位校に食い込めるかも大きな見どころです。
総合展望:2026年の箱根は「攻めのレース」へ
例年以上にスピード駅伝化が進む来年の箱根。
往路、復路ともに1時間2分台ランナーがエントリーされそう。
各区間で記録更新の期待も高まりそうです。。
チームの完成度だけでなく、当日の気象条件や補欠登録選手の采配も勝敗を左右するでしょう。
予選会を勝ち抜いたチームにとって、箱根路は新たなスタートライン。
「王者・青学」を中心に、駒沢・早稲田・國學院らの挑戦がぶつかる熱戦に注目です。
まとめ|箱根駅伝2026、予選会から熱い戦いが始まった
10月18日に行われた予選会を経て、ついに第102回箱根駅伝の全出場校が決定しました。
立川の地で繰り広げられた“秋の激走”は、選手たちの汗と涙、そして新たな物語の幕開けでもあります。
わずか数秒差で明暗が分かれたチーム、最後の1kmで逆転した大学、
そしてチームのために粘りを見せたエースたち──。
そのすべてが、来年1月2日・3日に行われる箱根本戦へとつながっていきます。
今年は「戦国駅伝」とも言われるほどの混戦。
王者・青山学院大学の連覇か、駒沢・早稲田大学の巻き返しか、あるいは新勢力の台頭か──。
箱根路での再戦が、今から待ちきれません。
予選会を経て確信したのは、“箱根は単なる駅伝ではなく、青春そのもの”だということ。
選手たちの努力と情熱が織りなすこのドラマを、ぜひ本戦でも見届けましょう。
👉 本戦の最新情報・区間エントリー速報は別記事で随時更新予定です。
※この記事の内容は、関東学連および日本テレビ「箱根駅伝公式サイト」発表のデータをもとに構成しています。