
梅雨だからこそ訪れたい——。
それが、6月の鎌倉・明月院です。
雨に濡れた石畳と、鮮やかな青一色の紫陽花。
静寂に包まれた寺の境内で、心がじんわりとほどけていく。
今回は「明月院ブルー」と呼ばれる青い紫陽花と、
“静旅”の鎌倉を楽しむ1日プランをご紹介します。
☂️ 明月院ブルーとは?6月だけの癒しの絶景
明月院の紫陽花は、通称「明月院ブルー」。
境内に咲くヒメアジサイはその名の通り、美しい青一色で統一されています。
本堂の「悟りの窓(円窓)」から見える庭園と紫陽花のコントラストは圧巻。
この季節限定の特別拝観もあり、6月上旬〜中旬が見頃のピークです。
✅ 早朝(8時台)の訪問がおすすめ。混雑前の静かな空気の中、写真も撮りやすいです。
🏯 北鎌倉駅から巡る紫陽花寺3選
明月院のある北鎌倉駅周辺には、他にも紫陽花が見事なお寺が点在しています。
① 円覚寺
- 北鎌倉駅から徒歩1分。境内に咲く白紫陽花と山門が美しい。
② 東慶寺
- “縁切り寺”として有名な女性のための祈願所。庭園の静けさは癒し効果抜群。
③ 成就院(由比ヶ浜方面)
- 階段沿いに並ぶ紫陽花と相模湾を望む絶景スポット。
✅ 各寺の拝観時間は9:00〜16:00が中心。公式サイトで確認を。
🍵 静旅にぴったりな鎌倉カフェ&食事
紫陽花散策の途中で、静かにひと息つけるカフェもご紹介。
◉ 喫茶 吉野(北鎌倉)
- 竹林に囲まれた古民家カフェ。抹茶と和菓子でほっと一息。
◉ 一閑人(由比ヶ浜)
- 落ち着いた雰囲気で地元野菜を活かしたランチやしらす丼が人気。
✅ 週末は混雑するため、平日もしくは予約を推奨。
*他にも素敵なお店がたくさん!
自分で探してみるのも楽しみですね。
ただ、どのお店も人気なのでランチは予約した方がいいでしょう。
🧭 モデルコース|1日で楽しむ鎌倉静旅プラン
東京から電車で約1時間。日帰りでも充分楽しめるのが鎌倉。
普通グリーン車を利用すれば、混雑も避けられ、ちょっと贅沢な旅気分を味わえますよ!
時間帯 | スケジュール |
---|---|
08:00 | 北鎌倉駅到着・明月院へ直行 |
09:00 | 円覚寺・東慶寺を散策 |
12:00 | 喫茶吉野 or 和食ランチ |
13:30 | 成就院〜極楽寺駅方面へ |
16:00 | 鎌倉駅周辺でカフェ&土産探し |
✅ 雨でも楽しめるよう、折りたたみ傘・タオル・防水バッグがあると安心です。
🚗 駐車場・アクセス情報
- 鎌倉市内は駐車場が少なく、混雑も多め。
- 北鎌倉駅付近の「タイムズ北鎌倉」や「明月院近くの民間駐車場」がおすすめ。
- 駐車場予約サービス(akippaなど)で事前予約も◎
*駐車場が少なく、道も混雑するので、電車での訪問がオススメです。
普通グリーン車を利用すれば、ちょっとした贅沢な旅気分を味わえます。
🌸 梅雨だからこその、しっとり美しい旅を
鎌倉のお隣の逗子在住の私は、明月院も何度も訪れています。
紫陽花は、晴れた日より雨の日の方がより一層こころに沁みる気がします。
雨音と紫陽花の共演。
静かな境内をそっと歩けば、心も静かに整っていくような不思議な時間。
鎌倉・明月院ブルーは、ただの観光では味わえない“感覚を開く旅”です。
梅雨にしかない美しさに出会いに、今年は一度足を運んでみませんか?