ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックは、
大会の特徴や開催地だけでなく、
**「どの競技・どの日本人選手を見るか」**で面白さが大きく変わる大会になりそうです。
日本代表は2026年1月下旬にかけて一部内定が発表され、
フィギュアスケート、スキージャンプ、スノーボードを中心に、
複数の金メダル候補が揃うクールとして注目を集めています。
この記事では、
ミラノ・コルティナ五輪に出場予定の日本人選手を
主要種目ごとに整理し、どんな点に注目すればいいのかを分かりやすくまとめました。
「五輪は気になるけど、全部は追えない」
「日本人選手を中心に楽しみたい」
そんな方が、**観戦前に押さえておきたい“注目選手ガイド”**として読んでいただければと思います。
1|ミラノ・コルティナ五輪2026で日本が期待される理由
ミラノ・コルティナ五輪2026は、
日本にとってメダル獲得のチャンスが多い大会と見られています。
その理由は、大きく3つあります。
① 世界トップクラスの選手が「複数競技」に揃っている
今回の日本代表は、特定のスター選手に依存する形ではなく、
- フィギュアスケート
- スキージャンプ
- スノーボード
- モーグル
- スピードスケート
と、複数の競技でメダル候補が存在しています。
1競技が不調でも、他で挽回できる「層の厚さ」が強みです。
② 北京五輪経験者+若手新星のバランスが良い
北京五輪を経験した選手が中心となりつつ、
- 国際大会で結果を出し始めた若手
- 五輪初出場が見込まれる新星
が加わり、経験と勢いが両立した代表構成になっています。
大舞台に強い選手が多い点も、評価が高い理由です。
③ ミラノ・コルティナの環境が日本選手と相性がいい
ミラノ・コルティナ五輪は、
- 氷上競技は最新アリーナ
- 雪上競技は伝統あるアルプス会場
という構成で、技術力・安定感を重視する競技が中心です。
これは、日本選手が得意とするスタイルと相性が良いとされています。
その結果、現時点では
金8・銀9・銅9前後という、過去大会と比べても高水準のメダル予想が出ています。
2|フィギュアスケート|日本の最大メダル期待種目
ミラノ・コルティナ五輪で、日本が最も多くのメダルを期待されている競技がフィギュアスケートです。
男子・女子・ペア・アイスダンスの各種目に、世界トップレベルの選手が揃っています。
男子シングル|金メダル争いの中心にいる日本勢
男子は、安定感と完成度の高さで金メダル最有力候補とされる選手がいます。
- 鍵山 優真
4回転ジャンプの安定感に加え、表現力が大きく向上。
イタリア人コーチの下で完成度を高めており、金メダル候補の筆頭です。 - 佐藤 駿
高難度ジャンプを武器に、表彰台圏内を狙える存在。
鍵山の最大のライバルとして注目されています。 - 三浦 佳生
若手ながらジャンプ精度が高く、勢いのある存在。
大会の流れ次第では一気に上位に食い込む可能性もあります。
女子シングル|連覇と新星の台頭が重なる注目区分
女子は、経験豊富なエースと、次世代のスター候補が同時に揃う構図です。
- 坂本 花織
北京五輪銀メダリスト。
SP・FSともに安定しており、連続メダル獲得が期待されています。 - 中井 亜美
世界ジュニア王者の17歳。
五輪初出場ながら、大会を盛り上げる存在になりそうです。 - 千葉 百音
ジャンプの切れとスピード感が持ち味。
安定した演技ができれば上位進出も十分狙えます。
ペア・アイスダンス|安定感でメダルを狙う
ペアとアイスダンスも、日本は世界的に評価の高い選手が出場予定です。
- 三浦 璃来/木原 龍一
北京五輪銅メダルペア。
ミスの少ない演技で、再び表彰台を狙います。 - 吉田 唄菜/森田 真沙也
世界選手権経験もあり、安定した演技が評価されています。
フィギュアスケートは、
日本のメダル数を大きく左右する“柱”の競技です。
男子・女子ともに複数の表彰台候補がいる点が、今回の強みと言えるでしょう。
3|スキージャンプ|連覇と世代交代に注目
ミラノ・コルティナ五輪で、フィギュアに次いで日本のメダル期待が高い競技がスキージャンプです。
今回は「絶対的エース」と「勢いのある若手」が同時に揃い、非常に層の厚い代表構成になりそうです。
男子ジャンプ|連覇を狙うエースと新世代の台頭
男子は、世界的にも日本が“最強クラス”と評価されています。
- 小林 陵侑
北京五輪で金・銀を獲得した絶対的エース。
大舞台での強さと安定感は群を抜いており、
五輪連覇・大会記録更新も現実的な目標です。 - 二階堂 蓮
世界大会で急成長を遂げている若手ジャンパー。
ここ数年で一気に実力を伸ばし、
金メダル争いに絡む存在として注目されています。
エース頼みではなく、
複数人が表彰台を狙えるのが今回の男子ジャンプの強みです。
女子ジャンプ|経験と好調さがかみ合う大会に
女子ジャンプも、日本は安定したメダル候補を抱えています。
- 高梨 沙羅
4大会連続出場が見込まれるベテラン。
経験値の高さは圧倒的で、
大会の雰囲気に左右されにくい点が強みです。 - 丸山 希
今季は好調を維持しており、
金メダル候補として名前が挙がる存在。
安定したジャンプが決まれば表彰台は十分射程圏内です。
スキージャンプは、
- 天候の影響を受けやすい
- 一発勝負の要素が強い
競技ではありますが、
日本は**「失敗しにくい選手が揃っている」**点が評価されています。
そのため今大会でも、
複数種目でのメダル獲得が期待される競技と言えるでしょう。
4|スノーボード|世界トップクラスが揃う金メダル候補
ミラノ・コルティナ五輪で、世界的な注目度が最も高い日本競技のひとつがスノーボードです。
北京五輪で結果を残した選手に加え、急成長中の若手も揃い、
複数種目で金メダルを狙える布陣となっています。
男子|大会最大級の見どころ
男子スノーボードは、五輪全体の中でもハイライト級の競技です。
- 平野 歩夢
北京五輪金メダリスト。
ハーフパイプでは完成度の高い構成と安定感を誇り、
五輪連覇の期待が最も高い選手の一人です。 - 長谷川 帝勝
スロープスタイル/ビッグエアで急成長中の若手。
高難度トリックを次々と決めるスタイルで、
一気に金メダル争いへ加わる可能性があります。
女子|層の厚さでメダル量産が期待
女子スノーボードは、安定感と爆発力を兼ね備えた選手層が魅力です。
- 冨田 せな
北京五輪銅メダリスト。
大舞台でも崩れにくく、堅実に表彰台を狙える存在です。 - 村瀬 心椛
世界選手権優勝経験を持つトップライダー。
金メダル候補の筆頭として注目されています。 - 清水 さら
16歳の新星。
五輪初出場ながら、今後の成長次第ではサプライズも期待されます。
スノーボードは、
- 技術進化が早い
- 一発で順位が入れ替わる
という競技特性があり、
日本がメダルを量産しやすい分野とされています。
5|モーグル・スピードスケートなど安定のメダル競技
ミラノ・コルティナ五輪では、派手さはなくとも
確実に結果を残してきた競技でも日本はメダルが期待されています。
モーグル|世界トップ常連が揃う分野
モーグルは、日本が長年世界のトップで戦ってきた競技です。
- 堀島 行真
世界ランキング上位の常連。
北京五輪銅メダルを経て、悲願の金メダルを狙います。 - 川村 あんり
世界大会で優勝経験のある実力者。
安定した滑りで表彰台圏内に入る力があります。
モーグルはミスが順位に直結しますが、
日本勢は安定感の高さが評価されています。
スピードスケート|複数種目でメダルを狙える
スピードスケートは、
一人で複数のメダルチャンスがある競技です。
- 髙木 美帆
北京五輪金メダリスト。
1500m・3000m・マススタートなど、
複数種目でのメダル獲得が期待されています。 - 女子団体追い抜き
経験豊富なメンバーが揃い、
チームでの金メダルも十分狙える状況です。 - 男子1000m
若手選手が上位入賞を狙える位置につけています。
その他注目競技
- ノルディック複合
- 渡部 暁斗
- 山本 涼太
安定した成績で、表彰台圏内を狙える存在です。
- バイアスロン
- 安藤 麻
上位進出が期待されています。
- 安藤 麻
これらの競技は、
大きく崩れにくく、計算しやすいメダル源と言われています。
6|この五輪は「どの競技・どの選手を見るか」で面白さが変わる
ミラノ・コルティナ五輪は、
すべてを追わなくても十分に楽しめる大会です。
日本は多くの競技でメダル候補を抱えているため、
あらかじめ「見る競技」「注目する選手」を決めておくと、観戦の満足度が大きく変わります。
初心者・ライト層におすすめの見方
- フィギュアスケート
→ 日本勢が最も多く出場し、ルールも分かりやすい - スノーボード
→ 技の迫力が直感的で、短時間でも楽しめる - スキージャンプ
→ 一発勝負の緊張感があり、結果が分かりやすい
スポーツ好き・深く楽しみたい人向け
- モーグル・スピードスケート
→ 安定した実力と戦略が見どころ - ノルディック複合
→ 総合力が試される競技として奥深い
今回の日本代表は、
「スター選手を見る楽しみ」と
「複数競技でメダルを積み重ねる楽しみ」
の両方を味わえる構成です。
まずは気になる競技をひとつ決めて、
そこから選手や他競技へ広げていくのがおすすめです。
※選手を知ったうえで大会全体を理解すると、観戦の楽しさはさらに広がります。
ミラノ・コルティナ五輪の基本情報や開催の背景については、
以下の記事で詳しく解説しています。
◆ミラノ・コルティナ五輪は何が新しい?分散開催とサステナブル大会をわかりやすく解説
※パラリンピックとオリンピックが別開催ナノは何故か?については、
**別記事「なぜパラリンピックは別開催?ミラノ・コルティナ大会から考えるその意味と役割」
で詳しく解説しています。
あわせて読むと、今大会の全体像がより分かりやすくなります
◆なぜパラリンピックは別開催?ミラノ・コルティナ大会から考えるその意味と役割
