4月から放送された月9ドラマ「続・続・最後から二番目の恋」。
大人の恋のドラマとしてだけでなく「人生を描くドラマ」として人気でした。
その最終回(第11話)が6月23日に放送され、視聴率は8.2%を記録しました(平均12.9%)。
温かい結末とリアルな人生の描写に、多くの視聴者が心を揺さぶられたようです。
私も「終わって欲しくなかった!」と既にロス気味です。
この記事では、11話内容を振り返ってみたいと思います。
そして終わった後のロスを防ぐ「余韻の楽しみ方」まで網羅していますので
是非、最後まで読んでくださいね!
1. 最終回で描かれた“選ばれた未来”とは?
千明と和平:形式にとらわれない「人生の伴走者」
10話で、吉野千明(小泉今日子)と長倉和平(中井貴一)は正式な恋人でもなく、夫婦でもなく、
ただ“そばにいたい”と自然に口にします。
そして最終話では、11年前の酔っ払っていったプロポーズの言葉をお互いに覚えていることを知るのです。
そして
「いつか一緒に暮らしましょう。起きた時、すっぴんのあなたがいる暮らしをしてみたい」
と和平が改めてプロポーズするのです。
これからも続いていく、千明と和平ならではの新しい“パートナーシップ”を感じさせるフィナーレでした。
長倉家の変化:家族の形が新しくなる
長倉家のメンバーもそれぞれの人生ステージを歩み、家族の在り方が見直されます。
特に、“長倉えりな”のエピソードや紆余曲折を経て、キッチンカーを二人で始めた典子と夫の関係を
通じて、「家族とは心で繋がるもの」と暖かく示されました
2. 心に残る名シーン&セリフは?
1話~11話の最終話まで、それぞれに心に残るセリフがあったのもこのドラマならでは。
いくつか、思い出してみました!
- 🌀 誤爆LINE△場面:祥子(渡辺真起子)の誤送信から、「あの会社のグループに入れてない?」と涙する姿には、日常のリアルな痛みと共感の声が多く集まりました。(10話)
- 「年を取るってそんなに悪いことなんですかね・・」と祥子の件を受けて千明がつぶやくシーンも
胸が痛くなりました。(10話) - 🤗 ジャージの和平&泣かせていいシーン:「ぐしょぐしょに泣いてもいいですよ。ジャージですから」という一言は視聴者の胸に響きました。(10話)
- 💬 「素で生きていきたい」発言:形式にとらわれずに自らの本音を語る場面が、多くの視聴者に共感されました。
- 「いつか、心がとけて、怖さが薄くなったら一緒に暮らしましょう。
起きた時、すっぴんのあなたがいる暮らしをしてみたい」11話の和平からのプロポーズの言葉!
焦らせず、無理強いせず時がくるのを待つ。千明と和平の関係ならではの言葉でしたね。
3. SNSでの視聴者の反響をまとめてみました!
ドラマが始まってからもSNSで話題になっていましたが、
最終回を迎え、更にこんな声が溢れています。
- Twitterの投稿例:
「誤爆LINEの祥子さんの気持ちが痛いほど伝わってくる…」「和平の優しさ、本当に沁みる」 - クランクアップ映像での声:
小泉今日子&中井貴一の涙に、多くのファンが「終わらないでほしい」「すでにロス」 - 記事サイトでの感想:「自然体の恋に泣けた」「こんな大人になりたいと思った」
*1話毎にそれぞれ「こころに響くセリフ」があったのも、このドラマならでは。
4. なぜこのドラマは愛され続けたのか?
大人向けのドラマが少なくなっている今。
なぜ、このドラマは大人世代だけでなく、若者世代にもこんなにも愛されたのか?
それは以下の3つの理由があるのではないでしょうか?
- リアルな共感:中年の生活と本音が丁寧に描かれている。
年齢を経て生きてきた大人のリアルが描かれているから共感を得た。 - キャストの年齢感:現実の俳優年齢と等身大の役柄がマッチ。
演じる俳優達と役の年齢が同じことで、よりリアル感が増した。 - 脚本家・岡田惠和の筆致:静かに心に寄り添うセリフや時間の流れ。
登場人物のひとりひとりに寄り添ったセリフと
11年という時間の流れがリアルに感じられ、共感できた。
5. 「終わった後の余韻を楽しむ」
終わって欲しくない!と思っても終わってしまった「続・続・最後から2番目の恋」。
終わった後の楽しみ方を提案します!
是非、余韻を楽しんでください!
- 完全考察記事の連載:「あの選択は正しかったか?」などテーマ別にこれから展開していきます
のでお楽しみに! - Spotifyプレイリスト:プレイリストに入れて、
ドラマで使われた楽曲をまとめて視聴して思い出しましょう! - FODでの全話再視聴:FDDで再視聴して、余韻を楽しむのもあり!
そして、1期「最後から2番目の恋」2期「続・最後から2番目の恋」
3期「続・続・最後から2番目の恋」の全シリーズをまとめて観るのも
楽しそう!
6. まとめ:大人の心に寄り添う、静かな名作
「続・続・最後から二番目の恋」は、
恋愛ドラマではなく、“人生ドラマ”としての余韻が残る作品でした。
特に最終回では、「恋愛」ではなく「人生のパートナーとしての絆」の形を提示し、
多くの視聴者の心の琴線に触れました。
「一緒にいたい」──それだけでいいのだと教えてくれる
落ち着いた大人の恋愛像と、人生後半の選択肢を肯定するその結末は、
視聴者だけでなく、私自身にも深く響きました。
📌 関連リンク&オススメ記事
- ✅ FOD見逃し配信はこちら!→オススメ記事はこちらから
- 🎧 主題歌プレイリストまとめ→主題歌:「mimosa」浜崎あゆみ
エンデイング「ダンスに間に合う」 - 💡 キャスト&ロケ地巡りガイド(鎌倉)→ロケ地めぐり記事はこちらから
→キャスト&相関図記事はこちらから
読者の皆さんも、ぜひ「あなたにとっての大切なシーン」や「共感したセリフ」を教えてください。
共感・余韻共有こそ、このドラマの記事の強みになります☺️
<心に残るセリフ集>
・第7話はこちらから
・第8話はこちらから
・第9話はこちらから
・第10話はこちらから